Racket Off net

開発コンセプトを知ってラケット能力を100%解放

注目の選手!シュワルツマン

熱戦が繰り広げられている全仏オープンテニス。男子決勝はBig3の対戦となりましたが、今回は若手・新星の活躍が光りました。 中でも、ディエゴ・シュワルツマン選手に注目している人は多いのではないでしょうか。 準決勝でナダル選手に敗れてしまいましたが、そのダイナミックなプレーと俊敏なフットワーク… 高身長選手が多いテニス界において身長170cmと小柄ながらも全身を使って勝ち上がっていく姿は、テニスの可能性を感じさせてくれます。
彼が使用しているラケットはHEADのラジカル。「あらゆるショットを可能にする」というコンセプトを持ったラケットです。 パワー、スピン…何かに特化して何かを犠牲にするのではなく、すべてのショットをバランスよくこなす… こう聞くと「器用貧乏になっちゃうんじゃ?」と思う方もいるかもしれませんが、そうはならないテクノロジーが満載されています。
シュワルツマン選手のようにコートを縦横無尽にカバーし、攻めるときは攻めて、守べきときは守る。 そんなオールラウンダーの彼を支えるラケット。 今回はHEADラケットの優等生「ラジカル」のテクノロジーに注目します。

シュワルツマン選手

計算し尽くされたフレーム設計

フレーム画像

フレームの形というのは、ラケットの性能を決める大きな要素です。 コントロール性に優れた四角いボックスフレーム、反発力に優れた楕円形のラウンドフレームに大別されますが、 ラジカルはオールラウンド性能を引き出すため、考え抜かれたフレームになっています。
簡単に説明すると、基本的にはボックスフレームなのですが、ラケットの上半分は「内側」を丸く・下半分は台形にしています。 つまり、ボックスとラウンド両方の要素を必要な部分に搭載しているのです。
フレームがぶれやすく反発力も出にくい先端方向部分(上半分)には、変形に強く反発力のあるラウンド(丸)型を。 グリップに近い部分(下半分)は四角形に近づけることで程よいボールのノリ感(コントロール感)を持たせる。 フレームの型を途中で変えるというのはとても面倒な作業であることは容易に想像できます。 しかし、ラジカルは妥協せずこだわっているのですね。

基本モデル¥19,900~

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ストリングパターンにも優等生らしい工夫が

グロメットホール

ラジカルのストリングパターン(縦糸と横糸の本数の組み合わせ)は縦16×横19で、多くのラケットと同じで標準的です。 しかし、中央の本数が工夫されています。 16×19のパターンだと通常6本なのに対して、ラジカルは8本になっています。 ボールが良く当たる中央部分の本数を多くすることで、コントロール性能を高めているのです。 ただ、逆に中央部分に集中しすぎることで打感が硬くなってしまうのですが、 そこもちゃんとグロメットの形でフォローしています。
上の画像を見てください。グロメット(ストリングとフレームを保護するパーツ)の穴の形が円ではなく楕円形になっています。 つまり、打球方向にストリングがたわむことで、8本の糸で打っても柔らかさが出るようになっているのです。 正に「優等生」と呼べる欠点の無さ。 苦手な科目=ショットを作らない努力=テクノロジーが詰まっています。

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何かに満足しきれてない人は試す価値あり

「ストロークはいいけどボレーがいまいちしっくりこない」「パワーはあるけどタッチ系のショットがうまくいかない」 そんな何かが足りないと感じている人は、ぜひ一度試してみる価値のある一本です。 ラジカルには単なるオールランドラケットで終わらないテクノロジーが満載されています。 よく考えれば「何でも普通にこなせる」ってある意味すごいことですよね。
「あらゆるショットを可能にする優等生であり続けるため、陰でちゃんと努力を重ねているラケット」 そんなラジカルを手に、シュワルツマン選手のようなプレーを目指しましょう。

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