ケガ防止におすすめラケット3選
ボールの衝撃はF1事故並み!?
8月6日に発売されたテク二ファイバーの最新ラケットTF-X1。その紹介の中で担当者が
「時速60kmのボールの衝撃はF1クラッシュ並み」だと語っていました!
それこそ衝撃的事実。一般人でもストロークは90km、サーブなら100km以上は出るので、腕が受ける負担はF1以上…
テニス肘やケガが多くなるのも納得。
つい最近も錦織選手、ティエム選手が手首を故障しました。ラケットが進化して衝撃吸収性能は格段に向上していますが、
プロの球はそれこそ時速200㎞以上。現代テクノロジーを以ってしてもおさえきれない衝撃なのかもしれません。
もちろん、疲労や当たった場所が悪かったという要因もあり、ケガ無く楽しんでいる人も多いと思いますが、
「常にF1事故並みの衝撃がかかっている」と認識しながらプレーして損はないでしょう。
衝撃との闘いへ
テニス肘、ケガ対策と聞くとまずは「振動止め」を思い浮かべる人も多いと思いますが、身体に影響をあたえる振動には高周波と低周波があり、
振動止めで防げるのは前者のみ。よって、低周波振動が直接身体に届き影響を与えるという訳です。そして、その低周波こそケガの原因に
なりやすいのです。
もちろん、その低周波振動を減衰するため、各社テクノロジーを向上させ続けています。F1並みの衝撃を人間の細い腕で受け止められる
くらいに減衰してくれるラケット(メーカーの努力)…ほんと感謝ですね。
ラケットのパワーがどんどん上がり、ボールスピードも速くなる現代テニス。現代テニスは「衝撃との闘い」といってもいいかもしれません。
最新の衝撃減衰ラケット
ケガをしないこと、既にしていても悪化させないこと…そう考えると最新モデルのラケットを選ぶ価値はあるかもしれません。
人によって予算は様々でしょうが、ケガの治療費、長期戦線離脱することによるストレスを考えたら安いものであることは事実だと思います。
テク二の革新。TF-X1
最初に紹介するのはテク二ファイーバーの最新ラケット。現代には必須の「よく飛ぶけど打感はマイルド」な機能を持ちつつ、 低周波振動対策にX-Dampというテクノロジーを搭載しています。これはラコステ創業者が考案したものらしく、他社の真似できないもの。 体感してみる価値はありだと思います。

衝撃吸収メッシュ YONEX
こちらは、最新の衝撃吸収メッシュをグリップ内部に巻くことで実現。「メッシュで…」と心配する方もいるかもしれませんが、 これを敷くことで、1mくらい上から落としたパチンコ玉が鉄板の上でまったく跳ねなくなるくらいの衝撃吸収性能です。7m上から卵を落としても 割れないパワークッションを開発したヨネックスならではのテクノロジーですね。最新の全モデルに搭載されたので、どれを選んでも安心して打てます。
スピン性能特化のVcoreシリーズ
コントロール特化のVcorePRO
パワー特化のEzone
独自のトライアド構造 Wilson
最後に紹介するのはウィルソンのトライアドシリーズ。これはラケットの製造方法が独自で、 持ち手とフレーム(円形部分)を別々に作って、地震対策並みの衝撃吸収材を挟んでくっつけるという構造。 最初から衝撃対策目的で考えられているラケットなのでその効果はテキメン!私も手首治療の数年間お世話になっていました。 色やスペックもいくつかあるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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