開発コンセプトを知ってラケット能力を100%解放!
日本の技術が生んだ新次元カーボンNamd
ヨネックスの最新テニスラケットにはNamd(エヌアムド)というカーボンが採用されています。これはヨネックスとニッタという会社が共同で開発した
ジャパンテクノロジー「新次元カーボン」なのです。コントロールラケットのVcorePRO、スピンラケットのVcoreに搭載されています。
ラケットは木製からカーボン製へと劇的に進化しましたが、カーボンになってからは同じような進化は起こっていません。
しかし、プリンスは高品質カーボンTextream、HEADはノーベル賞素材グラフィンを搭載、そしてウィルソンはカーボンの編み方で特許を取ったり…各社カーボンを究極のものにしようと努力しています。
もちろんヨネックスも同じです。今回のコラムでは、日本の技術が生み出した新次元カーボンNamdについて解説していきます!
カーボンと接着剤の相性は100%ではなかった!?
ヨネックスが着目したのはカーボンと接着剤の結合力です。もはやナノレベルの話になってしまうのですが、結合しているといっても100%ではなかったそうなのです…
もちろん製品不良という訳ではなくラケットとして十分機能するのですが、それを100%に近づけたらすごいモノになるのは想像できますよね。
ヨネックスがニッタと7年かけて取り組んだのがそれなのです。そして生み出されたNamd。
詳しい中身についてですが、とても高度な内容なので深く知りたい人はヨネックスやニッタのホームページを見てください。好きな人にはたまらないテクノロジーの解説があります。
ここで簡単に説明すると、カーボン繊維の一本一本に更に細かいチューブをムラなく「均一」に張り付けて、接着剤との接着面積を拡大する技術です。カーボン繊維をロープだと思ってください。
そのロープにビーズを均一に張り付けていくイメージです。ロープ表面に凹凸が出来るため、接着剤と触れる面積が大きくなる=結合力が強まるということです。
ただ、これを0.001ミリ単位のマイクロメートルの世界で実現するのですから…ものすごい技術ですよね。日本の技術力・魂に改めて敬意を払います。
Namdの効果は
新次元カーボンの性能はハードヒットしても硬くならない打感と強烈な復元力です。
通常のカーボンはハードヒットすればするほど硬くなる性質がありますが、Namdではそうなりません。よって、硬さにおびえず思い切りラケットを振りきれます。
また、しなってから戻るまでが速いので、ボールがよく飛びます。Vcoreシリーズが薄いフレームでもパワーある理由はそこにあります。
薄いラケットは見た目の通りパワー不足となりますが、それを単純に厚みで解決するのではなくナノレベルの世界で解決する…テクノロジーって凄いですね。
いかがでしたでしょうか。技術者達が7年かけて開発したNamd。ヨネックスラケットを使えば、技術者達の7年の結晶を体感できるというわけです。
ある意味、贅沢なことですよね。ぜひ、その贅沢を味わってみてはいかがでしょうか。
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